バランスの良い食事に野菜が欠かせないのは言うまでもありません。しかし、忙しさに忙殺される日々、わかっちゃいるけどなかなか、というのが実際のところではないでしょうか。今回は、もう一品足したい時や晩酌のお供にお役立ちな簡単箸休めメニューをお届けします。
*この記事は、メタボリック症候群(気味)でなかなか食生活が変えられないという方、一人暮らしで料理が苦手、という方に特におすすめです。
野菜を摂る意義
主には以下の2点に集約されます。
- 様々なミネラルを摂取できる
詳細は割愛しますが、ナトリウム(塩)排泄に重量なカリウム、骨の形成に重要なカルシウム、その他微量元素を供給してくれる重要なミネラル源です。
- 食物繊維を摂取できる
咀嚼回数を増やす事で消化酵素の分泌を促します。また、満腹感が増し総摂取カロリー量を抑える効果や小腸での消化吸収を緩やかにし、急激な血糖値上昇を抑える事で結果的に太りにくくなります。
手作りのメリット
現代の食事は炭水化物・脂質に偏る傾向にあり、これが生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症)の一因とされています。その予防として積極的に野菜を摂る事が重要なのは上記のとおりです。スーパーやコンビニエンスストアーなどのお惣菜を利用するのも一つの手です。しかし、塩分過多の傾向があり、減塩を意識した手作りメニューを取り入れる事で、総塩分摂取量を抑えられ、さらに習慣化すれば経済的でもあります。
簡単箸休めメニュー
最初に、かなりのずぼらレシピである事をお断りしておきます。。。
1.レンチンおひたし
味噌汁の調理途中の出汁を使った電子レンジを使った簡単レシピです。
おつまみに一品足す等の際は、顆粒出汁等で代用していただいても結構ですが、その場合は塩分過多にならないよう、醤油の量を減らしてください。
2.簡単減塩マリネ
酢、削り節を使う事で、減塩を図れます。お刺身にかけてカルパッチョ風にしたり、ボイルした魚介類を加えてアレンジもできます。
3.ずぼら酢の物
減塩メニューの王道酢の物を包丁いらずの手順でお届け。砂糖不使用のヘルシーメニューです。同時に動物性たんぱく質も摂れてお得です。
最後に
長期的な健康管理には疲れない長続きする方法が大事、と思い、一人暮らしの方、家族のためにお食事を作る方双方にお手軽にお試しいただけるずぼらメニューを開き直ってお届けしました。今回は生活習慣病の予防的観点も簡単にお伝えさせていただきました。既に生活習慣病をお持ちの方は主治医に適正な食事摂取方法をご確認いただくようお願いいたします。
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