初心者・幼児連れ家族キャンプ ご飯編 クーラーボックステクニックもご紹介

シャンパンとキャンドルとBBQグリル

子供が成長するにつれて夫婦共々キャンプ熱が高まり、とうとう初キャンプ(しかも2泊3日)に行ってきた我が家。そこで、キャンプデビューをお考えのご家族向けに、我が家の初キャンプレポートを5回シリーズでお届けしたいと思います。

第1回目 サイト選びと持ち物編はこちら↓

doctormama.hatenablog.com

初心者・幼児連れキャンプ第2回目はご飯編です。

バーベキューやダッチオーブンでの調理など、いろいろやってみたいお料理、ありますよね。しかしながら、不慣れな中、幼児連れだと不確定要素が多く、手早く確実に食べられるのがストレスが少なそうですね。今回は簡単に、確実に、美味しく食べられる幼児連れ初心者キャンパー向けご飯についてお伝えしたいと思います。

ちなみに、我が家は初キャンプで2泊3日という、傍から見たら無謀プランでございました(が、しっかり準備しましたので勝算はありました)。

 

 

調理のための下準備

 

快適キャンプご飯のために欠かせない下準備をご紹介。

食品管理

 

保存バックに入った、パエリア、ラーメン、炊き込みご飯の具材
当たり前ですが、食品を管理するための冷蔵庫・冷凍庫はありません。そのため、鮮度を保つ工夫が必要です。現地での作業工程を最小にする工夫も大切。

・食品の冷凍

凍らせられるものは全て。今回凍らせた食品は以下。

豚ロースステーキ肉(2通りの味付け済み)、スペアリブ(味つけ済み)、をジッパー付バッグに入れ冷凍。それぞれキャンプ場ではただ焼くだけの状態で持参。パエリア(味付け)、和風炊き込みご飯(味付け)、ラーメン用、にタンパク質とカット野菜をジッパー付保存袋に入れて冷凍、現地では鍋(飯盒)に投じるだけ。

・保冷剤と保存方法

500mlのペットボトルを6本分凍らせ、ハード(26L)・ソフト(15L)・ソフト(6L)クーラーボックスの三重構造で、25℃前後の気温で2日持たせる事ができました。ペットボトルは順次水分補給用に。勿論、ハードクーラーボックスの定位置は日陰。

(より気温の高い時期のキャンプは、もう少し断熱機能の補充が必要そう。)

・冷蔵機能に限りがあるため、保冷バックの開け閉めは手早く、細心の注意を。

・その他、果物や野菜、水、缶詰など現地スーパーで調達。車の燃費的にも、鮮度的にも当日でいいものは現地で。

 

調理器具

 

・カセットコンロ

朝食・昼食など、火おこしが面倒なタイミング、炊飯など火加減の調整が難しいもののためにあった方がベター、余計なストレスの軽減になります。

・調理用トング、使い捨てプラスチックスプーンで調理は何とかなりました。

牛乳パックを開いて持っていくとまな板代わりになって便利です。

・フライパン

家で使用の小さめのものを持参。

・キャンプ用の厚手のアルミホイル

焚火にも放り込め、破れるストレスがなく重宝します。

 

献立はあらかじめ考えておく

 

キャンプ場で朝・昼・夕それぞれ何回食事をするのか確認し、献立・調理法を決めておくと、食事に関する持ち物が確定しますし、現地でも慌てず済みました。

因みに我が家や、

1日目 夜:スペアリブ・野菜のホイル焼き(バーベキューコンロ)、パエリア(カセットコンロ)、ミニトマト

2日目 朝:クスクス(レトルトスープの素と熱湯を混ぜ混ぜ)、レトルトスープ

2日目 昼:インスタントラーメン(カセットコンロ)

2日目 夜:豚ロースステーキ・豚ロースときのこの味噌ホイル焼き(バーベキューコンロ)、野菜のホイル焼き(焚火)、ミニトマト

3日目 朝:フォカッチャ、目玉焼き&コンビーフ、レトルトスープ

の計5食

 

子供と一緒に快適にキャンプご飯を楽しむ工夫

 

夕食は早めに準備して、焚火を眺めながらゆったりワインを片手に優雅な時間・・・と思いきや、子供が暴れ出す!なんて事態を最小限にとどめるべく、下記のような工夫をしました。

 

お楽しみを用意する

 

普段食べないような果物、お菓子を特別にご用意してみてはいかがでしょう?

今回は、子供が食事を終えたタイミングでスイカをあげました。

次回は定番のマシュマロ焚火あぶり、をしてみたいな。

 

花火

 

こちらも定番ですが、食事に飽きてきたタイミングで是非。

勿論、点火時、花火の持ち方等は大人がつききりで安全面に配慮を。

火が消えた花火を入れるバケツもお忘れなく(我が家は飯盒使いました・・・)。

 

予想外の良かった点&次回の課題

 

思いの外家族受けが良かったメニュー

 

・味噌漬けした豚ロース肉は炭火で焼く予定でしたが、ホイル焼きに変更。かなりうまうま、リピート確実。

・2日目の朝食のフォカッチャ、目玉焼き&コンビーフがかなり美味しく、一同うなりをあげました。

・ベテランキャンパー寒川一さんご提案の2種類のレトルトスープを混ぜる、これも簡単で美味しかったなー。

 

ちょっと失敗だったかな・・・

 

・クスクス:具を入れなかったためか、あんまり美味しくなかった。。。

・ランチ:インスタントラーメンと冷凍肉野菜ミックスを現地調理。悪くはなかったが、常に食事の事を考えて過ごした感じになり、ちょっと損した気分に。昼は完全にレトルトで済ませて、のんびり時間を満喫してもよかったかな。

・焚火調理:アルミホイルで巻いただけの丸ごと野菜(にんじん、たまねぎ、じゃがいも、さつまいも)のうちほとんどが黒焦げに笑。火起こしのコツをつかむまでに時間がかかり、野菜を火から出すタイミングが上手く図れなかったのが原因。次回の課題です(上達する課程が見え、これもまた楽しみの一つ)。

 

参考図書

 

キャンプご飯は事前準備と、インスタント・缶詰などの保存食を組み合わせて、シンプルに楽しく作って美味しく食べたらいいんだよー、という事を教えてくれる2冊です。

 

フライパンで山ごはん シンプル・簡単なレシピ90

 

げんさんとよーこさんの山ごはん 簡単でおいしい絶品メニュー85

 

最後に

 

ベテランキャンパーさんからみたらちゃんちゃら笑っちゃう、おままごとみたいなキャンプご飯をお届けしました。私がキャンプに行く前にほしかった情報を書き留めているので、きっと誰かのお役に立てるはず。。。徐々にステップアップする課題が見えるのもキャンプのいいところですね。

 

第3回目遊び編はこちら↓。

doctormama.hatenablog.com

番外編:雨の日キャンプの楽しみ方はこちら↓

doctormama.hatenablog.com

最終回、総集編はこちら↓

doctormama.hatenablog.com